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プロダンサーの適性

数年ぶりに大学時代の親友に会った。
新聞記者をしていて多忙なので、滅多に会えない。

会うなりこちらの近況を聞く事もせず、いきなり
「ねえ、プロのダンサーになる適性とか、
資質とかって、何?」
と思いも寄らぬ切り込みに、
とっさに「性格」と答えてしまった。
補足として、
仕事相手やクライアントの信用を得られて、好かれるって意味。と加えてみた。

彼女は「ほら!やっぱりそうなのよね、どんな表現が出来るかって話より、それが先!」

彼女の新聞社に今、大学生のインターンがよく来ているそうで、上司から「新聞記者になる資質とか、適性とか、教えてあげてくれ」と言われ、
「新聞記者の適性は、眠気や空腹に耐えられるかどうか」ととっさに言ってしまったそう。
なんて事を言うんだ、もっと気の利いた事を言え!と、後で怒られたそうだけど、
「だってそれが本当だもん!」
どんな文章が書けるか、というより、
過酷な取材、スケジュールに耐える体力気力が先。
そして、取材先の信用を得られなければ、
情報を得られない。
文章力以前の話。

というわけで、数年ぶりの再会だというのに、
近況報告でなく、プロとアマの違いとか、
そんな話で終わってしまった。

プロとアマの違いってよく話題になっているけれど、
私の考えとしては、
「責任持っているかどうか」
ではないかと思っている。
自分のパフォーマンスや教えに責任を持つのは当然、
そこに関係する全ての事に責任を持っているか。
いろーんな項目があるけれど、それ全部。
確定申告を必死に出したプロダンサー仲間達が皆んな思い切り頷く事でしょう。

というわけで、最後は性格(笑)

それにしても、新聞記者の切り込みって凄い。
とっさに本音を引き出す能力ね。
でも、それより先に大事なのは、
眠気空腹に耐えられる事!
だそうな!

癒しのダンス

オリエンタルダンス(ベリーダンス)は癒しの効能があると言われる事があります。
本当にそうだなぁと、最近特に思います。
ダンスとしては、自然な身体の使い方で、幅広い人に向いている。
ただその文化背景だったりは奥深過ぎるほどで、
一生勉強が必要かもしれない、、
という探究心をくすぐられつつ、
自己肯定が出来、心を解き放つ素敵なダンス。
。。。と思えるのは、
私は最初にアメリカのオリエンタルダンスに出会ったからかもしれない。
どんな体型、人種、年齢でもそれぞれの美しさを表現できるのがこのダンス、
というのをアメリカで沢山体験した。
コレは本当にラッキーだったのかも。

どんなダンスでもそうかもしれないけてど、
具体的に強く憧れるダンサーがいると、
その人と自分を比べてしまう事がある。
同じ人種ならある程度寄せられるけれど、
例えば日本人がエジプト人ダンサーに憧れ過ぎると、
骨格の違いとか、その他諸々日本人と真逆な彼女達になれない事が
苦しくなってしまう事もあるかもしれない。
無理に身体を大きくしようと試みるとか、少々危険も伴うので。
元々太りやすい体質で、痩せ志向の日本社会のプレッシャーから
解放されて本来の自分になる増量なら素敵だけど、
憧れの人になりたくて無理にする増量又は減量は心にも良くないと思います。。
自己否定になるので。。。

子供の頃から西洋発祥のダンスをやってきた身としては、
いつもやっていたダイエットからも解放されて、
無理にパーマかけていたのからも解放されたらツヤツヤ黒髪が活かせて、
コンプレックスが個性として活かせるオリエンタルダンスは素敵過ぎる。
こんな素敵なダンスは無いと思っている。

色々疲れる事があっても、
今日も自分のクラスでスーッと疲れが抜けた。






エジプト

革命以降、行ってなかったのですが、
久しぶりに行く機会が到来。
オリエンタルミューズのメンバーで、色々勉強してきます。
近年はエジプトから先生達が来日して下さる機会が増えて、恵まれた環境になったなーと思います。
時差ボケと腹壊しと戦いながら旅行中に現地のダンサーのショーやワークショップに出るハードさを考えると、
国内イベントは本当に有難い。
しかし、現地の空気というのは現地でしか感じられないのもまた事実。
そろそろ空気に触れに行かねば、ということで。

近年、SNSで上がってくるエジプトのショーの動画で、クラブのような所でダンサーが踊っていて、超満員の観客が物凄い盛り上がり、、、のような様子を見かけます。なんだこりゃ、と思っていたのですが、どうやら近年の流行だそうです。
そんな地元のカルチャーについて、
こちらの記事を紹介してもらいました。
https://mailchi.mp/fa2e9c006f32/newsletter-get-egyptianized?fbclid=IwAR1M7cRDTbcMmn309BSXJknFenGIV5UY_TMbg5fAtSx-XROuld_n-sII2Os
元ボルボレッタスタジオのカオルちゃん(現在カイロ在住)が翻訳してくれてます。
オリエンタルダンスはステージアートの面もあるけど、大衆芸能の要素もあって、
その時の流行の音楽や、カルチャーに影響されながら、形を変えていく事もあるのだなーと。
黄金時代からのナイトクラブ、オーケストラ、ステージ、といった形が全て!と思っていると、結構ビックリな感じですが。ナイトクラブだって当時は相当斬新だったでしょうから、変わってゆくものなのでしょう。
数日前に、ソライヤがSNSで「私はステージ、オーケストラの生演奏が好きだから、それ以外の所では踊ってない」って言ってました。
カイロの文化が今後どうなってゆくのだろうか。

ライブ

バースデー週末でございました。

地元の花火大会が今年から秋に開催ということで、
(近年の夏は熱中症、落雷事故で救急搬送続きだったので時期そのものをずらしたそう)
ちょうどタイミングよく誕生日とあたり、
初めて有料観覧席で見物!
打ち上げ場所の正面で椅子席。
これはなかなか良いですが、
思った以上に席に辿り着くのは大変でした。
河原は思った以上に広く、歩けど歩けど。。。

しかしさすが有料席、至近距離で臨場感溢れる花火でした。
目の前で花開き、消えてゆく花火は
ダンスに似ていると思った。
空気を伝って音が振動としてお腹に響き、
火花の熱も感じられる。(涼しい時期だから尚更)
その感覚が帰ってもずっと残ってる感じ。。。

絵画とか形に残るアートを羨ましく思う事も多いけれど、
この一瞬のアートの贅沢さに惹かれる。
振動、熱、気、
どれも目には見えないものだけど。

昔からバレエ公演、演劇公演を観るのが趣味で、
暇とお金さえあれば舞台鑑賞。
映画よりずっと好き。
映像は技術を駆使した壮大な物語が展開して、
それはそれで素晴らしいけれど、
役者が稽古を積んで全てのセリフと動きを学んだ上で、
目の前でどんどん感情が揺れ動いてゆくその臨場感。
観客とのコミュニケーションを取りながら、
同じ公演でも同じ演技は二度とない、
という舞台のライブ感に、すっかりハマったのです。
ある時、地元の駅前で
「テレビや映画の仕事しませんか」と声を掛けられたけど
(まーどうせ胡散臭い)
「映像より舞台が好きなんで」と
断りました(笑)
よいうほどですが、
花火を久しぶりに鑑賞して、改めてそんな事を感じた次第。

そう思うと、、、
今観たい舞台を観に行かなくてはーーーー、、、
ダンサーの命も長くはないし、
はー、実は
今一番観たいのはロンドンのロイヤルオペラハウス。。。。
今夜上演する舞台。。。。

YouTubeでは本当の良さは見えないんですよね。

ちなみに、オリエンタルダンスは最もYouTubeでは伝わらないアートでは。
繊細な情感と動きですからね。

コンペティション

今日はCairo Nights Japan2018 Competitionの審査員をしてきました。

アメリカのラッカーサフェスティバルでお世話になっていた
MaShuqa先生、そのご主人でカメラマンのCarlさんと再会‼️
ラッカーサに通っていた頃、毎年お世話になっていました。
いつもニコニコ優しく素敵なご夫婦。
なんだかんだ、アメリカ通いしなくなって10年、、、
こうして東京で再会出来るなんて。
ダンスやってて良かったと思う瞬間。
日本語しか出来ない割に世界各国に友人が出来るから。
当時のアメリカ西海岸のベリーダンス界のイメージは
「愛」
東洋趣味で優しい人達ばかり、
超新人の私が踊っても皆んなが温かく見守ってくれてました。
超大物ダンサーも、地元の趣味のお婆さん達も、
皆んな、それぞれ良い、美しい!
という精神をアメリカで習ってきたので
ダンスをジャッジするというのは
正直あまりピンと来ない、、、と思っていたのに
その西海岸のCairo Nightsのイベントでジャッジの役目。
今回のこのコンペは
極端な時間制限がなく、1曲まるっと踊るという
今どき珍しい形式だったので、
これは良い!と思いました。
出場者の皆様、
とにかく真摯にダンスと向き合っていて、素晴らしい!
改めて、オリエンタルダンスの良さ、難しさも
感じたりしました。
心技体。

勇気を持ってコンペに出る事によって、もちろんたくさん練習するし、
色んなダンサーの演技を見て刺激も受けるし、
何より、フィードバックがあるのが良いのでは。
普通にハフラやショーで踊っても
キレイだったよー、くらいですからね。

その昔であれば
レストランの一般客がジャッジのようなものでしたが
(今や一般客は絶滅危惧種。。。)
失敗しながら揉まれながら芸を磨く事は大事です。

うん、とっても良い経験させて頂きました。
Sadiaさん、ありがとうございました!

Cairo Nightsイベント、これから月曜日までワークショップ、
生演奏ショーと続きます★

プロフィール

Oriental BellyDancerNOEL

Author:Oriental BellyDancerNOEL
オリエンタル・ベリーダンサーNOEL
9歳よりクラシックバレエをはじめ、その後ジャズダンスなどの多く舞台経験を経て、1999年にオリエンタルダンスをはじめる。エジプシャンフォークロアをガマール・セイフ氏に、ラクスシャルキをパリのカメリアに学ぶ。
独特の美しいダンススタイルで、多くの舞台公演やイベント・ライブで活躍中。
Oriental Mus Projectのレギュラーダンサー、生演奏でのショー「千夜一夜物語」では2006年より座長を務める。
講師としても国内外でWSを行っている。
www.noel-oriental.com

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