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凸凹おもしろいダンサー

先日見たドキュメンタリー番組、面白かった。https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2625258/
ワガノワバレエスクールの卒業間近の男の子達を取材したもの。超名門のこのバレエスクール、入学出来るだけでも凄いですけど、卒業までにその半数がクビになるという、厳しい世界。
(才能が無ければ早目に他の道に、という事らしい)
今回、取り上げられたダンサーは
スクールのトップの子達で、直接校長から指導を受けられる選ばれしダンサー達なのですが、
成績トップの子以外は、色々な面でハンデを背負っている。
身長の低さ(175センチで、チビと言われてる)
甘い性格(ビジュアルの良さゆえに、努力しなくてもある程度いけてしまうのがわざわい)
その他、いろいろ。
一番注目されていたのは、日本人の母を持つダンサー。最大の弱点が身長の低さ、日本人の硬い筋肉。
それをカバーするために、より高くジャンプをしようと人の何倍も努力をしている。
結果、彼は国家試験を最高点で合格し、オーディションで世界最高峰マリンスキー劇場に就職出来ました。
バレエは特にそうですが、
理想とされる体型があって、技術があって、表現がある。
だけど、なかなか全てにハマるダンサーもいない。
どこかが凹んでいる分、どこかでカバーする事で、その人らしさ、個性のあるダンサーになるのでしょう。
成績トップのダンサーの子よりも、見ていて面白いなーと、正直思いました。
でもこれは、本当に努力したダンサーだからこそ、ですね。
凹みを凹みのままにしていれは、
即退学!ですからね。
ということで、見事凹みを努力で飛び越えた彼の今後の活躍をウォッチングしていこうと思います。

オリエンタルダンスでも、個性的なダンサーが好きかなぁ。


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プロフィール

Oriental BellyDancerNOEL

Author:Oriental BellyDancerNOEL
オリエンタル・ベリーダンサーNOEL
9歳よりクラシックバレエをはじめ、その後ジャズダンスなどの多く舞台経験を経て、1999年にオリエンタルダンスをはじめる。エジプシャンフォークロアをガマール・セイフ氏に、ラクスシャルキをパリのカメリアに学ぶ。
独特の美しいダンススタイルで、多くの舞台公演やイベント・ライブで活躍中。
Oriental Mus Projectのレギュラーダンサー、生演奏でのショー「千夜一夜物語」では2006年より座長を務める。
講師としても国内外でWSを行っている。
www.noel-oriental.com

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