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ダンスとコンプレックス

もう長いことダンスの世界にいるけど(小4から)
ダンスというのはある意味コンプレックスと向き合う事だなと思う。
骨格とか、いろいろ。
オリエンタルダンスの世界に入ってからは
それまでコンプレックスだったことが自分の持ち味に変換された。
直毛。
これで何度雑誌「ベリーダンスジャパン」に取り上げて頂いたことか(笑)
ダンサーはウェーブヘアでなくてはならないと教えられてきて
6時間かけてパーマをかけていた頃の自分に言ってあげたいものだ。
(6時間って言ったら、冬場だと日が暮れるのですよ。。。。)
オリエンタルダンスの美意識は「自然さ」だったりするので
色々なタイプの女性が活き活きできる踊りだと思う。
腰が大きい女性って、日常では服も合わないし(日本では特に)
コンプレックスに思っている人が多いと思いますが、
この踊りではとっても良い雰囲気が出る。とか、あげればきりがない。。。
こうして考えてみると
普通の社会では、先の細い靴を履ける細い足を持ち、細長い脚と細い腰
薄い胴体でゆるふわヘア、みたいな体型じゃないと、流行の洋服が似合わないのですよ。
そんな人、いるにはいるみたいだけど、そんなに多くない気がする・・・・
ということは、それに当てはまらない多くの女子がコンプレックスを抱えることになる。
(だからダイエットが流行る)
クラスに来るようになって間もない生徒さんだと
「太ってるから」と言ってダボダボのシャツを着てきたり、
ガードルでガチガチに締めた状態でクラスに出たり。。。
早くそういった考えから抜けられるといいなぁと、いつも思います。

今日は面白い生徒さんが来ました。
フラメンコダンサーさんです。
知り合いの男性ダンサーさんの教室の門下生の方でした。
「なぜ?!」
と第一声で聞いてしまいましたが。
ずっと男性に習っているので、女性らしい動きを習いたい、と。(・・納得!)
昨日「行ってみたい」とメッセージが来て今日来るとは。
この迷いの無い瞬発力。
素晴らしい。ダンサーとしての資質のある方だと思いました。
この先、続けられるようであれば、彼女のフラメンコがどのように変化するのか
物凄く興味あります!
自分に足りないものを分析出来て、迷わず行動できるなんて、素晴らしい才能です。

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プロフィール

Oriental BellyDancerNOEL

Author:Oriental BellyDancerNOEL
オリエンタル・ベリーダンサーNOEL
9歳よりクラシックバレエをはじめ、その後ジャズダンスなどの多く舞台経験を経て、1999年にオリエンタルダンスをはじめる。エジプシャンフォークロアをガマール・セイフ氏に、ラクスシャルキをパリのカメリアに学ぶ。
独特の美しいダンススタイルで、多くの舞台公演やイベント・ライブで活躍中。
Oriental Mus Projectのレギュラーダンサー、生演奏でのショー「千夜一夜物語」では2006年より座長を務める。
講師としても国内外でWSを行っている。
www.noel-oriental.com

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