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ティーチャートレーニング最終章in沖縄

全一週間のコースとショーを終えて、沖縄から帰ってきました。
一言でいうと、つかれたーーーーーーー
けど、楽しかった。
これが都内で通いで日々のレッスンなどをこなしながらでは不可能でした。。。
朝9時~毎日講義を受けて、終わるのは夜の10時(まとまった休みはあるけど)
解剖図について、8年前に感じた「?」はとうに薄れたし、
むしろ興味はどんどんわいてくる。
レベル1、2まではほぼ全てが受け身。
聞いて「へーー」という感じだったのが、レベル3は最終章ということで、
これまで勉強してきたものを明確に発表すること。
解剖学の時間では自分が選んだ筋肉が何所にどのようについていて、どの動きを担当しているか、
なんてのを発表したし、那覇では公開WSを一人1時間担当し、
地元沖縄ダンサーたちに向けて教える。。。
傍らで眼鏡をかけたハディア先生が採点している(笑)
ハディア先生本人の前でハディアメソッドを発表するなんて、
1ミリの間違いも許されませんから。
使う言葉一つ一つにも気を回します。
人間の目、耳、記憶は曖昧で、それが曖昧な言葉を生むわけで。

このティーチャートレーニングの目的は、
きちんと明確に、安全に、そして簡単に踊りを伝えて行くメソッドの習得、だと思います。

「ダンスはフィーリング!」
って言われたって何もピンと来ないです。
「音楽を感じて、感じるままに踊る」
なんて、難し過ぎる!
運よく体を壊さずに素敵なフィーリングで踊れるようになったラッキーな先生がいたとして、
生徒もその強運を持っているとは限りません。
むしろ不運な人の方が圧倒的。
自分の体が痛かったり、うまく踊れないのは「努力不足」なのか
「根性が足りん」のか、はては「運が悪い人」なのか。

そんなアホな。

残念ながら運が悪いあなた、
レベル3合格者から是非、オリエンタルダンスを習ってください。
たちまち運が向上します(嘘)
運が悪くても明確に説明されれば、深い納得をしながら
習得していけるでしょう。
そして何より、体が楽になり、呼吸も楽になり、
とても心地よく踊れるようになります。

NOELクラス
月曜19時30~新宿
火曜19時30~菊名
水曜19時40分~銀座
その他、個人レッスン、グループレッスン随時受付!
noel★j01.itscom.net
(★をアットマークに変えてください)

ティーチャートレーニング

ハディア先生のティーチャートレーニング、Level3に挑んでいます。
2008年にLevel1を取ってから早8年!
毎年ワークショップを受けて復習したり、
Level2のコースを経て、ようやっとここまで来た。
これまでよりより実践的で、テクニックをより明確にし、説明できるレベルにもっていかなくてはならないので、大変です。。。
運良く自分が出来た事を運任せでなく、人に教えられるようにならなくては。
運が良くないと踊れない、みたいな現象。
結構世の中アルアル。
正直、8年前までは私もそうだったし。

で、解剖学の復習。
苦手なほうですが。。。
このティーチャートレーニングのコースではLevel1から必須で、
私なんてバリ島で開催された時に初めて受けたので
全てが英語で、そりゃーもー大変だった。しかし、多分日本語でも大変だったと。。。
とあるアジアの国では受講生が毎日ずーっと居眠りしていて、最終日の記念撮影だけ参加したダンサーとか、
解剖学に1日で根をあげて翌日から来なくなってしまってLevel1を失格したダンサーとか(Level1は居眠りしても出席すれば取れる)、
そんな伝説もあるそうです!
ビューティーの世界=ベリーダンス
みたいなイメージでいたのに解剖図はショッキングでもあるしね。(笑)
しかし、ダンサーにとって体は楽器なんだから、
楽器の構造は知った方がいいし、特に教えてお金もらっているなら、マストじゃないかと。
そして、回数を追うごとに腑に落ちる事もだんだん増えて来る。
内腿を使って、お尻は常にリラックスしてる事とか。(ハディア先生いわく、お尻は常にバケーション!)
どこも力まずに踊れるこのメソッドは
マジカル、でも
完全に解剖学的に説明できちゃうのね。

ちょうど先日、イチロー選手のインタビュー動画見ていたら「トラやライオンは筋肉トレーニングなんてしない」と言っていて、
すごく説得力あると思った。
まあ、これも解剖学的に説明できるよね。


というわけで、
週末の実践ワークショップに向けて
猛勉強です。
空き時間に遊ぶな、勉強しろと、とハディア先生に釘を刺されたー´д` ;
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感動を伝える

自分の大好きなダンスだったり、音楽だったりのステージを観て感動した時に、どのようにしたら良いよのか?
これって、自然に出来る人もいるかもしれないけど、
教育もあるのかな。

私は運良く、バレエにはまっていた子供時代に
ヨーロッパに住んでいたので、
しょっちゅう劇場に連れて行ってもらい、バレエ公演を観た。
そこは夢の世界。
着飾った人々で賑わう劇場、
夢のような素晴らしいバレエの舞台。
プリンシパルのソロの演目では、割れんばかりの拍手、ブラボー!の掛け声。
カーテンコールでは鳴り止まない拍手と、立ち上がって演者を讃えるスタンディングオベーション。
それを初めて見た時の衝撃。
私も必死に拍手をして手が痛くなったのを思い出す。

着飾って劇場に行くのはマナーと学んだ。
演者へのリスペクトの表れなのです。
日本でも歌舞伎座に行くと素晴らしい着物姿の方が沢山いますよね。

演者に感動を伝える手段は、大きな拍手(具体的には、細かく強く)です。
演者のファンになると、掛け声をかけます。
歌舞伎にもありますよね。中村屋!みたいな。
バレエだと回転技などの見せ場が決まった時にブラボー!と大きな声でダンサーを讃える。
その舞台、ダンサーの見せ場心得ているわけで、
これが出来るのが、粋な文化人?
なのかな。
初めてその作品を見た私も、その様子でこれが見せ場で、このダンサーがエトワールなんだな、と理解出来たのです。

さて、オリエンタルダンスだと?
もっと大衆芸能の匂いのする踊りでもあるので、
ザガリートや手拍子、口笛ではやし立てるイメージかな。バラデイのリズムが来るや、観てる人の血が騒ぐ。
ところがね、これが出来ない女子が多いのにビックリすること多い!
シーンとお勉強モードで見ていて、
さっきの説明と逆のまばらな拍手。
声も出さず、観たものを自分の心にしまって帰る、みたいな。
この盛り下がった感じ、ね。。。´д` ;
まあ、パフォーマーにとっては単純にやりにくい。
特にオリエンタルダンスは観客とのコミュニケーションが結構ポイントだし。
そして初めて観た人にも何も伝わらない。。

良くないと思ったのなら、それでいいんですけどね。(良くないものにキャー!となってるのは逆に引くしね)
もし、感動したのならば、それを演者と周りの観客に伝え、
もっと観たいなら乗せる、
乗ったダンサーのパフォーマンスは格段楽しいので、
もっと感動する。
いい事づくめ。

結局のところ、ステージというのは演者だけでは成り立たない、という事なのだけど。

先日の一人一人が当事者になれよって話の続きみたいになるけど、同じ費用で同じ時間を過ごすなら、もっと楽しんで欲しい!
















バリケードとか

オリエンタルミューズin 札幌から戻りました

いやー、楽しかったです。
ショーやWSの話は後日。

不思議な体験をしてきたので、それを先に。

いなこ先生のWSが終わって、午後からフリーになったので、
とあるイベントに行くことに。
オーストラリアで長年活躍している日本人の舞踏家のショーが札幌であるというので。
しかもその舞踏家の方、ミューズのメンバーM子さんの旧友。
会場は「レトロ会館」という所。
どうやら「坂ビスケット」という製菓会社の工場兼販売所だというのです。
タクシーの運転手さんが「え?そんな所でダンスのショーなんて出来るの??」
と不思議がっていました。
それもそのはず。。。
年代を感じるその建物に入ると、足元から天井までビッシリと
何やら怪しげで古そうな物が陳列してある。
昭和のものばかり。人形、芸能雑誌、文房具から旧日本軍の制服など。。。
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相当な見応え。
種類が豊富過ぎて、どんな人でもツボにはまる物があるので、
結構皆さん楽しんでました。
私も昭和のアイドルのブロマイドなどに萌えてました。。。
物が多くて当然、踊る場所も無く、どうなるのかと思ったら、最終的には
全員で屋上に移動して、雪山をバックにパフォーマンスという、なかなか粋なものでした!

さて終わって帰ろうとすると、入ってきた入口がシャッターが下りていて、出られない。。。
あれー、どうやって帰るの??と思っていると
館長さんとその支援者という方からお話があり、
この「レトロ会館」は存続の危機にあるということ、
身内によって妨害をされているということ、
その侵入を防ぐために、バリケードをこれから作るということ、
それをここにいる皆でやって欲しいということ
でした。
????
なんのこっちゃ???

帰ろうと思ったけどシャッター降りてて出口が分からないし、
どうやらバリケードが終わらないと帰れない???

3階の物置部屋から段ボール箱(中身は博多人形やら、皿やらの骨董品)
をバケツリレーで2階の廊下(敵の侵入口らしい)へ運び、バリケードを作る、
というものだった。。。

バケツリレーっつーのも初めてだし、
ましてやバリケードって。。。。。。レ・ミゼラブルじゃあるまいし。
(意味の分からない人はミュージカル「レ・ミゼラブル」を観よう)
だいたい、こんな段ボールで敵の侵入が防げるんかい??

色々謎だった。
敵というのは、現社長なのかな???(館長は前社長だそう)
まぁ、親子の確執というか、お家騒動というか。

バリケードも出来たので、せっかくだから記念にビスケットを買ってみることに。
一袋90円~。
しかしその館長さん、値段を把握していないので、
だいぶゴチャゴチャになった。
東京から来ている我々4人だけが買うのかと思ったら、
そこにいる道産子たち全員並んでいる。
君たちはスーパーで買えるのに。なぜ。

さんざん買うのに苦労し終えると、
さっきまで降りていた出口のシャッターが上がっていた。

開放された!!!!!!!

やったーーー
と喜び勇んでホテルに戻ったけど、
入場料払ってお客で行ったのになぜか関係ないお家騒動のために
バリケードを作って、
しかも90円のビスケットを買わされたって、
すごい話だなぁと
後からフツフツと来る感じ。

薔薇色の人生

4月16日のハディア来日ショー、
La vie en rose、追加席が出来ました!
申込損ねてるうちに完売となってしまった方、
ラストチャンスです!
http://sali.jp/special/hadia2016.html
今回、完売になるのがすごーく早かったですよね〜
素晴らしいー
ちなみに私は昼公演に出演です!
夜公演ではオープニングアクトにちょこっと参加。
しかし出番はちょこっとでもリハーサルはバリバリ。
ハディア先生、薔薇のイメージで踊るのかな。
楽しみです。

今月はハディア先生のワークショップと、ティーチャートレーニングのついに最終章、8年かかりました、Level3をついに受けます。合格を目指します。
この最高のスキルを生かす機会が1日も早く来ますように。。。
ノエルクラスだけでなく、多教室の方にも!
個人レッスンもこれからは受付ようと思います。
クラス内だけではこじんまりし過ぎてもったいないので
一人でも多くのダンサーにシェア出来るといいなと思います。
その位、宝なので。
宝は使ってこそ。
持ち腐れにしたくないよ。


月末はガマール先生のワークショップも受けます!
ああ、楽しみです!
ガマールWSも絶対受けてみて下さい〜
ダンス人生変わるかもよー







ジャスミンフェスティバル

5月5日のジャスミンフェスティバル@中野ゼロ小ホールに初出演いたします。
沢山のダンサー達がそれぞれに演目を発表します。
先立って昼間の部は生徒さんの群舞の発表もあります。
私のクラスに通う生徒さん達の有志も初参加します。
www.bellydance-jasminfestival.com

チケットは事務局又は私までお問い合わせ下さい。

このような大きなイベントはなかなかないですので、
ご興味ある方は是非、お運びください。

フェスティバルはその昔、マハラジャンといのが東京にはありました。
各教室で発表会を開催するのも難しいくらい小さなコミュニティーだった東京のオリエンタルダンス界。
その後は人口も増えて、マハラジャンの役目は終わりましたが、
またこのようなイベントがあるのは嬉しいです。
色々な作品を観られるのが楽しみです!












自分1人のチカラ

ちょっとショックなニュースを見た。
新宿のエルフラメンコが閉店する事になったそう。
何度か観に行った事あるのですが、老舗のフラメンコの店。
スペインからミュージシャンとダンサーを呼んで一定期間契約を結んで
本格的なショーを毎日やっていて、
ドリンクとおつまみ付きで五千円くらいで観られるんです。
私のような素人にとって最も観やすい場所。
(だって、フラメンコ教室の発表会とか、イベントのようなタブラオに
部外者はアウェイ過ぎて近寄れないですから。)
時々日本人アーティストのショーもやっているようで、日本フラメンコ界の聖地だったそう。
その聖地が無くなるって、、、、
関係者のショックは大きい事でしょうね。。。

この話、とても他人事には思えないよ。

多分、このままだと近い将来にベリーダンスにも起こり得る。
素人が寄り付けないレストランショー、イベントが飽和状態にあって、
どこも集客が大変って状況、全く似ている。

よりによって、質の高いショーをしている、聖地であるエルフラメンコが閉店に追い込まれるなんて。

このニュースを見て、フラメンコ関係者のブログなど見てみたら、
みんな後悔してる。
自分は行けない事が多かったけど、せめてSNSとかで宣伝協力すべきだったって。
自分1人のチカラでは何も出来ないって思ってたけど、
すべきだったって。

本当にそうだよ!

自分が良いと思って時間とお金をかけてる踊りの事で
常に自分が他人事じゃなくて当事者として行動しないと、
こういう事はどこでも起きると思う。

日本のCD ショップにベリーダンス音楽が入った時、
嬉しくて買ったし、取扱いがまた無くなると困るから買ったもんだけど、
そういう当事者意識が自分の大事なダンスの環境を守るのだと思う。
近年は逆に売上が減っていて取扱いが減っているのが気になる。
また皆んなCD買うために海外に行く時代が来たりして。
(私は行くから、来るなら来いだけどね)

今のご時世では、自分が通うクラスだって、秘密にしていたら
そのうちにクローズになるのでは。
私だっていつまでクラス存続出来るか分からないよ。ホント(笑)←全く笑えないけど
ノエルクラスの生徒さん、
クラスやショー、ハフラやイベントが楽しいと思って頂けてるなら、秘密にしないで下さい。。。。お願いします。

あ、こういうの、政治とかにも通じるよね、
選挙行きなさい‼︎

プロフィール

Oriental BellyDancerNOEL

Author:Oriental BellyDancerNOEL
オリエンタル・ベリーダンサーNOEL
9歳よりクラシックバレエをはじめ、その後ジャズダンスなどの多く舞台経験を経て、1999年にオリエンタルダンスをはじめる。エジプシャンフォークロアをガマール・セイフ氏に、ラクスシャルキをパリのカメリアに学ぶ。
独特の美しいダンススタイルで、多くの舞台公演やイベント・ライブで活躍中。
Oriental Mus Projectのレギュラーダンサー、生演奏でのショー「千夜一夜物語」では2006年より座長を務める。
講師としても国内外でWSを行っている。
www.noel-oriental.com

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