「なんばるわん」
とは、エジプト人が「No.1」と発音したときの音。
よく耳にします。
私は日本語しか出来ない割りに、あちこち旅行にいっており、
わりと海外旅行慣れはしておりますが、
私にとって最も遠い(色んな意味で)国がエジプト。
文化・風習・空気・水・食べ物
すべてが圏外。
想定外。
(音楽と踊りの文化のみがヒットなんです)
今回の旅の「なんばるわん」は何といっても
王家の谷
そう、古代エジプトのファラオ達の墓地です。
考古学者たちがせっせと発掘中のあの有名な場所。
ツタンカーメンの黄金のマスクも王家の谷で発掘されました。
何が「なんばるわん」て、
灼熱地獄ぶりが!!!
残念ながら王家の谷は撮影禁止の場所で
写真が無いのです。
バスから降ろされた瞬間に帰りたくなる暑さ。
植物なんていっさい生えない砂漠の谷。
日陰なし。
大きなつばの帽子の上から布をかぶり、
顔をぐると被って、サングラス。
(熱風が痛いのです)
つまり、全身どこも外気に触れない状態だったんで
撮影禁止でちょうどいい。
暑さで息も絶え絶えになりつつ、有名そうな一番奥の墓へ。
ひたすら階段を上がって、山の中腹にある墓の入り口へ。
そこからはひたすら穴の中の階段を降りて行く。
その途中、だんだん蒸し暑くなり、被っていた布やら
剥ぎ取りながら進む・・・
すれ違う西洋人たちが「too HOt!!!!」と叫んでいる。
だんだん蒸し暑さで息苦しくなってきたが、
だいぶ階段を降りた後なので、戻るに戻れない。
そして石室にたどり着くとそこは・・・
蒸し風呂か!!!
と思うほどの暑さで、一気に汗が吹き出てきて、
壁画やら棺おけどろじゃない。
「こんなところ、死人じゃないと耐えられない!」(てか、墓地だし)
と叫びながらタオルで汗を拭いていると
「タオルを持ってくるなんて、準備いいわね!
うらやましいわ!」
と、ゆでタコみたいに赤くなった西洋人にほめられた。
彼女も壁画どころじゃないようだった。
いそいで出口へ向かって階段を上がって行くと、
外人たちがぞろぞろ降りてくるのとすれ違うわけです。
そこで私も「Too Hot!」と叫んで教えてあげた。
出口を出た瞬間、奇跡が起きた。
あれほど暑いと思っていた外気が
まるで冷房がキンキンにかかっているのかと思うほど
涼しく感じたのです!!!
おそらく、汗だくだった体が
乾燥した外気で一気に汗が蒸発したからでしょう。
あの瞬間は忘れまい。
この旅の「なんばるわん」
とは、エジプト人が「No.1」と発音したときの音。
よく耳にします。
私は日本語しか出来ない割りに、あちこち旅行にいっており、
わりと海外旅行慣れはしておりますが、
私にとって最も遠い(色んな意味で)国がエジプト。
文化・風習・空気・水・食べ物
すべてが圏外。
想定外。
(音楽と踊りの文化のみがヒットなんです)
今回の旅の「なんばるわん」は何といっても


そう、古代エジプトのファラオ達の墓地です。
考古学者たちがせっせと発掘中のあの有名な場所。
ツタンカーメンの黄金のマスクも王家の谷で発掘されました。
何が「なんばるわん」て、
灼熱地獄ぶりが!!!
残念ながら王家の谷は撮影禁止の場所で
写真が無いのです。
バスから降ろされた瞬間に帰りたくなる暑さ。
植物なんていっさい生えない砂漠の谷。
日陰なし。
大きなつばの帽子の上から布をかぶり、
顔をぐると被って、サングラス。
(熱風が痛いのです)
つまり、全身どこも外気に触れない状態だったんで
撮影禁止でちょうどいい。
暑さで息も絶え絶えになりつつ、有名そうな一番奥の墓へ。
ひたすら階段を上がって、山の中腹にある墓の入り口へ。
そこからはひたすら穴の中の階段を降りて行く。
その途中、だんだん蒸し暑くなり、被っていた布やら
剥ぎ取りながら進む・・・
すれ違う西洋人たちが「too HOt!!!!」と叫んでいる。
だんだん蒸し暑さで息苦しくなってきたが、
だいぶ階段を降りた後なので、戻るに戻れない。
そして石室にたどり着くとそこは・・・
蒸し風呂か!!!
と思うほどの暑さで、一気に汗が吹き出てきて、
壁画やら棺おけどろじゃない。
「こんなところ、死人じゃないと耐えられない!」(てか、墓地だし)
と叫びながらタオルで汗を拭いていると
「タオルを持ってくるなんて、準備いいわね!
うらやましいわ!」
と、ゆでタコみたいに赤くなった西洋人にほめられた。
彼女も壁画どころじゃないようだった。
いそいで出口へ向かって階段を上がって行くと、
外人たちがぞろぞろ降りてくるのとすれ違うわけです。
そこで私も「Too Hot!」と叫んで教えてあげた。
出口を出た瞬間、奇跡が起きた。
あれほど暑いと思っていた外気が
まるで冷房がキンキンにかかっているのかと思うほど
涼しく感じたのです!!!
おそらく、汗だくだった体が
乾燥した外気で一気に汗が蒸発したからでしょう。
あの瞬間は忘れまい。
この旅の「なんばるわん」